ルビーとエメラルドを電池交換が案外難しかった。
久しぶりにポケモンを始めよう!
この春から社会人になり一人暮らしを始めたので、もう一度ポケモンを一からやり直していこうと思う。現在、ポケモンシリーズは『ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド』の3世代から現在の作品まで引き継ぐことができるので、やはりポケモンをやり直すにはこの3世代からやっていくしかない?!(チラッと聞いたけど、最新作には引き継げないらしいね?)
なぜ電池交換が必要なのか?
(写真)
『ポケットモンスタールビー・サファイア・エメラルド』のソフトにはボタン電池が内蔵されており、電池切れを起こしたソフトを起動すると『時計に関係する出来事は起きませんがゲームを続けて遊ぶことはできます』と出てくる。ルビー・サファイア・エメラルドにはきのみの育成やマボロシじまなど時間に関するイベントがあり、電源を切ってもソフト内で時間が進むような仕組みになっているそう。もちろん、電池だから昔のソフトに入っている電池はとっくに切れちゃってる。
電池交換に必要なもの
- 電池交換したいソフト(今回ではルビーとエメラルド)
- ボタン電池(CR1616 or CR2025)
- Y字ドライバー
- 半田
- 半田ごて
- 半田吸い取り線
丁寧に電池交換を行おうとすると色々なものが必要になるが、シンプルに交換したいだけなら電池とセロテープだけできるみたい。今回はせっかくなので綺麗に電池交換やりたいのと僕が綺麗好きなのですごく丁寧に電池交換をしていこうと思う。
まず1つ1つの道具を紹介していく。
電池交換したいソフト
今回電池交換を行うソフトはルビーとエメラルド。
ボタン電池
交換するボタン電池はアマゾンで販売されているゲームボーイアドバンス用に加工されたボタン電池を使う。このボタン電池は普通のCR2025と電池自体は変わらないがゲームボーイアドバンスのソフトの基盤に半田で接着できるように金具が予め付いているのが特徴。もちろん金具が付いていない通常のボタン電池も使うこともできる。(金具が付いていない分、セロテープでつけるなりするので見た目は汚くなるが。。)
もともとソフトに入っているボタン電池の品番はCR1616であるが、今回の電池交換ではCR2025を使う。CR1616とCR2025の違いをざっくり簡単に説明すると、電池の容量の違いです。もともと入っているCR1616よりCR2025の方が電池容量が2倍らしいので、せっかく自分で交換するだったら電池容量2倍のCR2025をオススメする。
Y字ドライバー
これもアマゾンで購入。Y字ドライバーはアマゾンで100円台の安価なものがいくつか販売されてるが、どれもレビューが荒れている。僕が買ったこのY字ドライバーに関しても、きちんとしたやつが届いたという書き込みがある一方、Y字じゃないドライバーが届いたなどレビューは賛否両論。一か八かで注文したが、ちゃんとY字のドライバーが届いて安心した。
はんだ
ごくごく普通の電気工作用はんだを使う。
はんだごて
こちらもごくごく普通の一般的なはんだごてを使う。
はんだ吸い取り線
はんだ吸取り線は、基盤からはんだ自体を除去するのに使う。元々付いているボタン電池は基盤にはんだで付けられており、取り外した時に残るはんだをこのはんだ吸取り線で吸い取る。元のはんだが残ったままだと、新しいボタン電池を取り付けた時にボタン電池が元々の位置より盛り上がってしまい、ソフトのケースが閉まらなくなってしまう。なので地味に重要。
電池交換の手順
まずはソフトの裏側のネジをY字ドライバーで開ける。 くるくると回せば簡単に開く。
ネジが外れたら、ケースを上下にスライドさせて、中を開く。
パカっと開いたら、ソフトのケースと基盤を外す。2つは何かで接合されているわけではないので簡単に開く。
基板上のボタン電池は上図の2箇所で接着されている。
早速、既に付いているボタン電池を外していきましょう。まず、1箇所目のはんだを温めて外す。この時、ただボタン電池を押さえておくだけなく、上に引っ張るように持ちながらはんだを温めると良い。
このような感じで簡単に外れる。
同様にもう一箇所もはんだを温めてボタン電池を外す。
このようにボタン電池が無事に取り外すことに成功。基板上にはんだの残りが少し付いているので掃除しましょう。はんだが少し残っていると新しいボタン電池をはんだでつけるときに邪魔になるので取った方が良い。ここで登場するのが「はんだ吸い取り線」。